スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誕生日 その3


○京電力の社員の方が 現場の職人さん達を誘導して吸い込まれる様に建屋に入ってく その列に加わり安全と思われる3階へ昇った

実はこの○京電力○○火力発電所は見学も出来るらしく この建屋の隣に事務棟があり そこと連絡通路でこの3階が繋がっていたりもしているのだ 見学するのは中央にある大きなタービンだと思う 

そこへ着くと約1000人程の避難者が居て驚いた 

それと 停電だったのだが大きな窓が3方にあり 15時台の日差しも万遍なく注ぎ込んでいたので暗いとは感じなかった

ただタービンが廻っていたので 熱を持っていたし煩かったのだ

そこで多少ホッとしたので携帯電話を取り出し会社や肉親にTELL 何度やっても繋がらない そりゃそうだここに居る殆どの人がパチパチ携帯いじくってるもの 他の地域でも一斉に会話やメールをしてるに違いないだろうから・・・

回数を重ねたら姉にはメールが繋がった 会社は無理 近くに居るであろう同僚にもやっとの思い出繋がった 

お互いの近況を説明し 近くまで迎えに来てくれる事になったのだ ヒャホー ヨカター 

広場の中央付近では○京電力の方々と大手ゼネコン数社の責任者達で何やら話し合っている様子で 内容は随時ハンドスピカーで説明してくれた (煩くて聞き取りにくかったけどね)

東北の太平洋側や茨城県に大きな地震があったとか 各ゼネコンさんやその下請けさん達の行方不明者数や怪我人の有無とか ホワイトボードが並べられて報告等をしたり 皆さん機敏に動いていた

だが そうこうしている内に津波が来ている様子で窓際は大騒ぎだった

勢いは無さそうだが ジワジワ波が押寄せている様子が窓からハッキリ見えた

乗用車やコンテナが流されていった

恐ろしや 津波!
                             つづく







誕生日 その2

そう 危機感を覚え一目散に陸地方面に向かい走った!

時には脹脛まで泥水に浸かり 一歩一歩地に足が着いてるかを確認し 又、生きて帰れますようにと祈りながら 懸命に走った

暫くして 右前方に石炭を燃やしているであろう大きな建屋があり その脇を横切る為近づいていった 

ゴーゴーと唸っている様にも聞こえる ヒー あきらかに音が違う オイ 大丈夫かよ? 爆発しないだろうな? 

でもそこを通過しないと陸地にはいけない訳で 勇気を振り絞ってと言ったら聞こえは良いが 仕方なく爆発しない事を祈って ドキドキしながら通過して行った チラ見しながらね

突き当たりを右折して間もなく 大きな水溜りが!

そこに 一本の橋が(橋と言っても工事現場で使う鉄製の足場を繋げたもの)があり そこを工事の職人さん達大勢が逆方向に向かい渡っている

えw こに橋渡りたいのに! ん

その時 対岸から職人さんのまとめ役らしき人が「オーイ 津波が来るから あそこに非難しなさい」と僕に言っているではないか

そして指差す方角には ゴーゴー唸る建屋が・・・エッ 大丈夫?唸ってたけど

時間は掛かるが職人さん達が渡るのを待って陸地方面へ向うか 職人さん達と共にその建屋に行くか迷った 

時間を掛けて陸地に向っている時にもし津波にのまれたら?本気で走って15分 オフロードだしプラスα ん 考えた カッチカッチカッチ アナログ時計が頭の中で鳴る

結論は職人さんと運命を共にする事にした(あの時 その場の空気の流れ的なものが有ったのだと思う)

                                つづく

誕生日 その1


チョ どぅなってんの? (僕はその時声に出さず思った)

誰に話しかける訳でもなく
一人で納得する訳でもなく
運?でもなく 厄?ミツル でもなく ゲフ


そう まさに3月11日14時45分頃の出来事だった


場所は○京電力 ○○火力発電所

え?w そこは戦前戦中は帝国陸軍の練習場で 戦後米軍に接収され 陸軍の射爆場だった広大な土地 
昭和48年に返還され その後国や県が計画して 商業施設や公共施設 公園港湾施設等を造った 
その港湾施設の一角に火力発電所がある

「今年の冬はここ最近では寒い方だよね?」と自分に言い聞かせながら 去年より一枚多めに下着を着込んで仕事をしている日々の中 

その日は朝から快晴だった
風は冷たかったが 日向に居れば「春はもうじきだ」と感じさせる位のポカポカ陽気だった

丁度車の運転席で時間を見計らっていたその時 車がやけに揺れる 
ん? ここは浜だし遮る物も無いから多少強い風が吹いているんだろう そう思った だが違う やけに強く揺れ始めたではないか

これは違う そう思い外へ出た 

すると地面が立っていられない位の勢いで揺れているではないか
アラマ 地震だ 強いぞ! 地面もゴーーーって鳴ってた

車を見ると 見た事も無い位の凄い勢いで揺れている

100?程前方にスカイツリー並みの白い網目模様に組んだ柱の高い煙突(ある意味綺麗よ!)があり 高い建物ってどんな揺れ方をするのか見たくて 下から見上げたのだ (恐怖心より好奇心の方が勝っていたのだろう)

すると 突端から何やら紙の様な物や棒状の物が幾つか落ちてくるではないか 凝視してみると鉄板や鉄の棒 ヒー 
そうあの9.11アメリカ同時多発テロで貿易センタービルから落ちてきた残骸を遠くから捉えた映像とフラッシュバックしたのだ

危機感を覚え逃げようとして地面を見ると アレマ 地面から泥水が20?程度の高さで噴出しているではないか 右も 左も あっちもこっちも オロオロ
これが液状化現象なのかと目に焼きついた

咄嗟に車に乗り脱出を試みるが 舗装された道路は隆起し亀裂も走り 瞬きをする度に泥水や亀裂が広がり無理そう(多少焦ってたと思う) このまま走行して地面の空洞化したポケットにポシャリなんていやだ!と思い車を捨て徒歩(駆け足含む)で逃げる事にした 

                               つづく










プロフィール

純

Author:純
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。